一人暮らしを始めるけど防災対策で何をしとけばいい?
急な災害に備えるためにおすすめの防災グッズや保存食品教えて!
このような一人暮らしの人が抱きやすい不安や疑問を解決していきます。
一人暮らしを始めた人が今すぐやれる防災対策
避難場所の確認
一人暮らしを始めると、まず家から一番近い避難場所を把握しておく必要があります。
一度も行ったことない場所や詳しい場所を知らないといざとなった時に避難することができず、命を危険にさらしてしまいます。
避難場所の多くの場合は、学校や公民館、公園などの公共施設が指定されており、Googleで「『地名』 + 避難場所」と検索すると自治体のホームページなどが出てくるので確認しておきましょう。
ハザードマップの確認
避難場所を確認した後に、確認しておきたいのがハザードマップです。
ハザードマップには、土砂崩れや洪水などの災害が起こりやすい場所が書かれてあるため、避難所に避難するときなどの避難ルートを決めるときに役に立ちます。
また、自分の家や大学、職場までのルートなどハザードマップを確認しておくことで、危険などの方向に逃げればいいかを瞬時に決めることができるので確認しておきましょう。
連絡手段の確認
いざ災害が起こると、停電してしまい電気が使えなくなったり、通信設備が壊れネットが使えなくなったりと、スマホやパソコンがあっても家族や友人と連絡が取ることが難しいかもしれません。
そんな時に、家の特定の場所にメモ置きをしておくとか、ネットの災害用掲示板に伝言を残すとか連絡手段を確認し合っておくと、いざという時に連絡することができるのでおすすめです。
NTTがやっている災害用伝言ダイヤル「171」だったり、以下のNTTがやっているWeb版の災害用伝言板もあるのでぜひ利用しましょう。
一人暮らしの人が最低限必要な防災グッズの準備
めんどくさいかもしれませんが、一人暮らしをやっている人ほど最低限防災グッズは準備しておきましょう。
下のような防災のためにまとめられている防災グッズセットが、もっともおすすめな防災グッズで避難するためなら、十分すぎるだけのものが入っているのでぜひ買っておきましょう。
余裕がある人は、枕元に笛やスリッパを置いておくと、就寝時に災害が起こり生き埋めになったり、ガラスが割れたりしても助かる可能性が上がるので準備しておいてください。
おすすめの地震や豪雨にも生かせる保存食(防災備蓄)
上で紹介しました「防災グッズセット」ですが、食料や飲料は入っていないので自分で常備しておかなければいけません。
災害が起こってしまえば、水が止まってしまう可能性があるので、数日生きていける量である10L以上の水を絶対に保存しておいてください。
また、食料としては、持ち運びもしやすい最小限の大きさでカロリーを摂取することができ、保存も長くすることができるカロリーメイトがおすすめです。
一人暮らしの人でもできる家の対策
家具の固定
一人暮らしを始めると家具の固定まで気が回っていない人も多いと思います。
実際、いま部屋の中を見渡して地震が起こった際に、大きく動くものや倒れてくる家具がある人もいるでしょう。
多くの一人暮らしの人は、賃貸だと思うので、部屋を傷めない突っ張り棒やジェルマットを適切に使って家具を固定しておきましょう。
以下のような、突っ張るところがちゃんとしているものがおすすめです。
ジェルマットも突っ張り棒などが使えない家具の下に引いておくといいでしょう。
窓ガラスの保護
地震や台風の際に、最も危ないのが窓ガラスが割れて飛び散ってしまうことです。
一人暮らしをしていると部屋がワンルームだったり1Kだったりの人が多いと思うので、常に窓ガラスに近い場所で過ごしていることが多いはずです。
そんな人におすすめしたい防災対策として、窓ガラスに以下のシートを張っておくとより災害に備えることのできる家になります。
このシートは、ガラスが割れても飛び散りにくくなっている上、遮光や断熱にもなっているので、夏や冬など常に生かすことができるのでおすすめです。
一人暮らしの人は今すぐ入れるべき防災アプリ
一人暮らしをやっている人問わず今すぐ入れるべき、防災アプリを紹介します。
すでに入れている人も多いとは思いますが、絶対に入れるべき防災アプリは「Yahoo!防災速報」です。
Yahoo!防災速報は、即時に防災情報を届けてくれる上、災害マップや近くの避難所など防災に必要な情報を全て得る事ができるアプリです。
災害による被害者を0に近づけるために、ぜひみんな入れてください。
一人暮らし人の防災対策まとめ
南海トラフや都市直下地震がいつ起こってもおかしくない状況で、実際に大規模地震が起こってしまうと、自治体の地震対策が上手く機能しないこともありえます。
地震や台風などの災害は人間の予想をはるかに上回ることが多く、自治体だけでなく個人での防災対策が急務になっているところです。
実際に地震が起きたときに備えていた人が1人でも増えることで、少しでも被害者が出ないように皆さんで備えましょう。
コメント